ついに VR 元年と言われた 2017 年を越え、
oculus, vive, psvr 等、さまざまな VR ゴーグルが世間に広がり始めました。
最近ではスタンドアローンタイプのoculus go まで出てきていよいよ手軽に VR を楽しめる世界が近づいてきています。
かつて PC が誕生し、スマホが誕生し、インターネットにたくさんの人がアクセスし熱狂し、そして巨大な産業が出来上がりました。
それと同じでこれからは、VR 機器が広まっていき、仮想空間にたくさんの人がアクセスし熱狂し、巨大な産業が出来上がって行くと思います。
そんな明るい未来ある仮想空間内における産業爆発に備えて、どんな業界、技術を勉強したらいいのかを考えていたら、どう考えても 3D モデリング業界、技術が熱いことが判明したので読んで行ってもらいたいです。
PC スマホのインターネットと、VR 機器の仮想空間を比較! #
かつてインターネットが未開拓の時は、
まず html と簡単なスクリプト言語を操れる人たちが一斉に WEB 制作会社を立ち上げて、
今では考えられないくらい高い値段で受託をしていました。
一世を風靡したほりえもん率いるライブドアだって最初はただの WEB 制作会社です。
では、なぜ WEB 制作会社がインターネットの世界でこんなに重宝されたかというと、
WEB ページって作りたいけど難しいし、めんどくさい! という人が 99%を占めていたからです。
みんな(企業含む)が自分の WEB サイト欲しい!けど、
自分で作るのは面倒くさいから誰かにお金払ってでもやってもらっていたわけです。
これと同じ構造が 3D モデリング業界に起きる。と私は考えています。
3D モデリング業界が VR で圧倒的に盛り上がる 3 つの理由 #
将来人々はアバターを 1 人1つはもつ時代がくる #
将来の世界では、1 人 1 つ以上のアバターを間違いなく所有する時代が来ます。
みんなが Twitter やインスタをやってるのと同じで、みんな VR やるようになります。
そして、自分のアイコンをそれぞれが設定するように、自分のアバターを設定するようになります。
その時に 3D モデリング業界は信じられないくらいの需要を得ることになります。
何故なら、仮想空間でくらいみんな好きな格好をしたいからです。現実から逃げられる空間でわざわざダサい格好したくありません。顔だって自分の好きな顔にしたいに決まってます。
もっといったら、犬や猫などの動物になりたいひともいるかもしれません。
じゃあ、その理想となる顔や服、形態は自動で勝手に出来るかと言われるとそんなことはありません。当然モデリングして、電子的に取り込む必要があります。
しかし、一般の人がモデリングなんてキチンと出来るでしょうか?
そんなわけありません。難しいし面倒くさいしお金払ってでも誰かにやってもらいたいと思うはずです。
この時たとえば、ユニクロのように大量生産で人と被るかもしれないけど安くそこそこの顔が買えたり、高級ブランドで人とかぶらない美形な顔が買えたり、はたまたオーダーメイドで世界にひとつだけの顔が買えたりするような未来があるわけなんですがもう儲からないはずないですよね?
つまり、3D モデリングが出来るということは仮想世界において、服屋にも、整形外科にも、着ぐるみ屋にも、もっといったら身の回りのもの全てを生産できる業者になれるということです。凄まじいことこの上ないですね。
将来は、服を買うように 3D の服データを買うし、整形するように 3D の顔面を買う時代がきます。
世界を作るのも 3D モデリング業者になる #
当然仮想空間を作る人が居なければ、仮想空間は出来ません。
大地も空も海も、家もビルも神社もあとは、車とか飛行機とか。
その仮想空間を形作ってるもの全てが 3D 情報です。
仮想空間内に企業がビルを作るときにだれに頼むかといえば、3D モデリング業者です。
もちろん今の WEB 制作がテンプレートやプログラミングで簡略化、自動化されているようにある程度、3D モデリングへの需要もその辺に取られることは予想できますが、
初期の頃の先行者利益や、細かい部分、あとはブランドに対するハイクオリティソリューションなどは 3D モデリング業者の一強になると思います。
つまり、3D モデリング業者は仮想空間で建設業者にもなれるということです!凄い!!!
新しい世界感覚を提供できるのも 3D モデリング業者! #
我々が住んでいるのはつまりその仮想空間なわけです。
全てはデータな世界なので、データ的に描画出来ればなんでも出来るわけです。
つまり、現実には存在しない魔法やキャラクターを具現化することが出来るわけです。
ついに現実の需要を越えて、創造的な価値まで作り出せるようになります。
また、SF の世界を表現したテーマパークの建設を頼まれるかもしれません。
映画作りを頼まれるかもしれません。
エンターテインメントの業界をもう我が物顔で任せろよって感じで歩いていけるわけです。
もう、楽しくないわけがないし、儲からないわけがない。
やりましょう。
やらないにしても、株を買おう
てか、まず安いのでもいいから VR を体験しよう
という夢を見た。
未来は面白そう