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        経験談 - 独学大学生デザイナーの私が6ヶ月でクラウドワークス受注60件を達成するハナシ

        Written by: ちゃんかれ
        Published: 2019-03-05 | Updated: 2019-03-05

        はじめに

        独学のみでデザインを勉強したちゃんかれ(@chankar_e)こと私ですが、6ヶ月でクラウドワークスの受注が「60件」を達成したので、そのきっかけや具体的なことをお伝えします。

        🔥🔥🔥
        クラウドワークス受注60件達成❗️

        デザインという分野は学校で学ばなくても自力でどこまでもいけるなと!

        またおいおい仕事報告しますので、
        クラウドワークスやってる方は
        頑張りましょーー

        🔥🔥🔥 pic.twitter.com/UL6xKWrjyS

        — ちゃんかれ (@chankar_e) 2019年2月16日

        自己紹介

        1997 年生まれの 21 歳。ちゃんかれ(@chankar_e)という名前でフリーランスのデザイナーとして活動しています。

        ※お仕事の依頼は Twitter の DM かメールで受け付けています!
        Twitter: @chankar_e
        Mail: info@chankare.com

        何をしている人なのか

        一般教養の女子大学生で、なおかつデザイナー、そして英語も好きで英訳などの仕事も請け負っています。大学生 × デザイナー × 英語というタグ付けです!

        今回どんなことを体験、経験したのか

        自分で独学でデザイン(具体的にはグラフィックデザイン)を学び、半年でクラウドワークスにて累計 60 件の受託を達成しました。

        この記事はどんな人におすすめなのか

        • アルバイトが大変な、手に職が欲しい大学生
        • 副業でもう少し手取りが増やしたい社会人
        • 「ノマドワーカー」、「副業」、「複業」、「パラレルワーク」の言葉にビビッときた人

        ちゃんかれさんの経験値

        経験するきっかけ

        きっかけは、デザイナーとして活動するぞ!と決めたのが、2018 年 9 月。
        そこからは、「どうやったらアルバイトしないでデザインでお金が稼げるか。」と考えていく中で、クラウドソーシング系のサービスの中でも、「クラウドワークス」が良いと気づきました。

        理由は以下の通りです。

        • 自宅で作業できる。在宅ワークが主な点。
        • Twitter等でも、クラウドワークスで生計を立てている人がいた点。
        • 2大クラウドソーシングサービス片割れのランサーズは、アプリのUIデザインが嫌いで却下した点。

        ただ、このクラウドワークスも実はなかなか香ばしいサービスだったんです、、。それは後述しますね。

        経験の流れ、概要

        「どの」デザイナーになるか決める

        まずは、デザイナーといっても、「どの」デザイナーになるか決めました。

        デザイン一つでも、web 系だけでかなり職種があります。

        例えば、

        • 「DTPデザイナー」…主に紙媒体。パンフレットなどの文字が中に書かれ、いずれ印刷されることを見越されて作成されるデザインです。

        • 「UI/UXデザイナー」…私がデザイナーを志望してからデザインについて学び始め、このUI/UXという言葉は耳にタコが出来るほど聞きました。これは主にアプリなどのデザインで、UIが「ユーザーが簡単に本能的に操作できるようにデザイン設計をするもの」で、UXが「ユーザーがそのアプリを使用し、どんな気持ちになるかを設計、いわば体験のスペシャリスト」です。

        • 「webデザイナー」…主にwebのHPを作成するデザイナー。デザインだけの作成もありますが、今はほぼコーディングというHPの構築も関わる人が多いです。

        • 「グラフィックデザイナー」…名刺、バナーやロゴ、ポスターなどの見た目のグラフィックを作るデザイナー。

        私はデザイナーとしての最初のジョブを決めるときに、グラフィックデザイナーにしました。 理由は簡単で、「グラフィックデザイナーはすべてのデザイナーの初期設定時のジョブ」のようなものだと理解していたからです。

        はじめての受注は「バナー作成」

        実際に、デザインの勉強を始めてから自分が初めて受注した仕事は、「バナー作成」でした。
        グラフィックデザインが出来れば、UI や web デザイン、DTP などにも応用できます。

        しかし、実はその時、受注したは良いものの Google で「イラストレーター 長方形 作る やり方」を調べるくらいのデザイン初心者だったのです。(2018 年 9 月、デザイナーを志してから1週間ほど)

        ただ、ここに一つ成功したヒントがあると思っているのですが、

        受注がうまくいったヒント

        私は、学習と仕事を自転車操業のようなやり方でやっていました。そして、それが得意だったのです。
        正方形のやり方をしながら、バナーのイメージや希望をヒアリングする。正方形の色の変え方を調べながら、納期の相談をする。。といった具合です。

        同時にいろんなことが進行していくことが、苦ではなかったし、むしろ自分の成長を毎日感じられたのでとても有意義な時間でした。

        そして、自転車操業でやりながら半年経ったときに、遂に「60 件受注」を達成しました。

        うまくいったこと

        Twitterからデザインの応募が来るようになったこと。

        これは、受注件数が 50 件を超えたくらいから実感しだしました。何か自分が達成したら、毎回 Twitter に画像付きで投稿していました。クラウドワークスに関しては、10 件受注が増えるごとに、投稿を欠かさずしていました。

        この頑張った投稿シリーズは、毎回反響が大きかったのですが、同時に DM などで依頼が来るようになりました。フォロワーが少なくても、(当時フォロワー 300 人前後)依頼が来るのか!と驚いたことを覚えています。

        クラウドワークスの新規事業のLPに掲載されたこと。

        クラウドワークスの新規事業の LP に掲載されたこと。

        ある程度評価が高く、当時はクラウドワークス独自のランキングに表示されることも出てきて、その中で運営から連絡が来たことがありました。

        辞めたかったインターンを辞められたこと。

        もともと、デザイナーを目指した 2018 年 9 月に、web の制作会社でインターンを開始していました。その時は、「未経験 OK」に釣られ、従業員数も 200 人を超えていたため、鼻息荒く応募し、入社しました。

        ただ、入った部署が忙しく、教育は全く受けられないし、質問しても「ググって!」しか言われない状態でした。

        「そもそも、どうググったら良いのかわからないよ。」という状態だった私は、ずっと悶々としていました。
        勤務中にあまりに暇(勿論いる人には出来ることがあるか聞いていますよ!)なので、イラストレーターなどのソフトを自由にいじっていましたが、貴重な時間でしたね。何より工数もそこから出て、お給料が発生するわけですから。

        クラウドワークスでの仕事が増えてから、「こんな脳死状態の時間はもう要らないよ」と思っていたのですが、給与面で不安があったので辞められずにいました。

        が、2019 年 2 月末。遂に退職できました!本当に出来ることがなかったので、まさかの「即日退社」だったのは笑っちゃいましたが笑

        そんな訳で、願いが叶うようになったのも、勉強して半年が経った頃からでした。

        失敗したこと

        未払いで逃げられたこと。

        クラウドワークスを使用する上で、どうしても逃げられないのは、「未払い」です。

        実際には、「仮払い」をしてからワーカーは作業を開始するので、未払いはあり得ないのですが、
        クライアントが嫌がらせで納品しても検収せず、ラフだけ入手し、一生納品できないのでお蔵入り。ということがありました。まだ1回だけですが。

        しかし、この件でクラウドワークスに問い合わせたのですが、

        「当社は一切、クライアント様にお伝えが出来ないので、契約間の意見の不一致はワーカー様にお願いしております。」と言われました。あ  り  え  な  い・・。

        クラウドワークスは、高いマージンを受け取っています。(悔しいので明確な数字は見ていませんが、おおよそ 15%~ 20%ほど。)

        なのに、一切ワーカーを守る制度がなっていない。(納品してから1週間以上返答がなければ、運営が検収を進めることはしてくれますが、そんな事なかなか無いし、悪質なクライアントは毎回丁寧に検収拒否してくれます。)

        こればっかりは、クラウドワークスを全力でお勧めできない理由になります。

        使ってよかったツール、道具、サービス

        「クラウドワークス 」

        いやいや、ディスったばっかじゃん、って思いますよね。ただ、このサービスは、それ以外はいいところが多いんですよ。アプリ画面が見やすい。クライアントは選べば、質が高い。営業しなくてもある程度仕事が貰える。といったメリットは、やはり否定出来ないです。

        クラウドワークス

        「Behance」

        こちらは、ポートフォリオサイトになります。投稿が簡単で、クリエイティブな雰囲気が出やすいです。
        私が使っていた理由は、これをクラウドワークス の提案の際に貼り付ける事で、かなり採用が増えました。

        ちゃんかれの Behance はこちら

        「新井リオさんのブログ」

        私、今とても目標にしている人がいます。なかなか尊敬できる人がいないのが悩み(嫌味ではありません。)なのですが、この人は凄いです。

        1. 一般大学、非美大生
        2. カナダで活動していたデザイナー
        3. 英語も独学で学んだ
        4. アーティストとしてバンドもやっている

        1、3に関しては同じな、エネルギッシュな方です。未経験の人間がデザイナーになって活躍する。というのは、もはや不思議でもなんでもなく、努力次第な時代になっていると感じます。

        この方の SNS を追いかけて、デザインの学びを得たので、オススメです。

        URL はこちら

        「Adobe公式サイト」

        これは、デザイナーを目指したら穴があくほど見て欲しいです。
        Adobe はデザイナーに必須な「Illustrator」、「photoshop」の生みの会社です。

        ここでは、上記のソフトのチュートリアルが見れます。

        動画付きなので、簡単ですし、何より歴史ある会社の制作物なのでど素人でもわかります。

        変に本やスクールで学ぶくらいなら、公式サイトのチュートリアルサイトを飽きるまで繰り返す方が、力になると思います。

        次やるとしたらこうする

        先ほどの、クラウドワークス での「未払い事件」のこれからの解決策としては、

        • 高単価
        • ロングスパンの納期

        の案件を狙う事です。

        なぜかというと、不思議なことに、「広告費に余裕があって、クリエイターの気持ちに寄り添える会社の納期がゆるい案件では、苦情は全くないのに、逆は、苦情・修正の嵐」ということに気づいたのです。

        よく聞く話ですよね。考えてみれば。

        「賃貸の大家は苦行処理で大変だけど、タワマンの管理会社は苦情処理の工数が少ない」とか。

        結局お金の持ちようは気の持ちようなのですね。

        まとめ

        今回は、ちゃんかれこと私の6ヶ月でクラウドワークス受注 60 件を達成した話をお伝えしました。

        なるべく具体的に、デザインをこれから本当に学ぶ人にもわかるようにしたつもりです。

        いろんな方の可能性を広げるツールであるデザインが、もっと世の中でメジャーな仕事になり、生きやすい人が増えるといいなと思っています。

        体験、経験してみての感想

        60 件まで、本当にあっという間でしたが、高校生の私にこの記事を読ませたいです。

        情報が飽和している今時代では、情報選択能力の高い人間が自分の幸せな生活を守れると思っています。