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        インタビュー - 国内最大のYouTuberニュースメディアの若手編集長

        Written by: maru_u___
        Published: 2019-02-27 | Updated: 2019-02-27

        はじめに #

        ワカモノの名刺は、色んな生き方を発見するためのインタビュー企画です。

        今回は、国内最大の YouTuber ニュースメディア LogTubeの編集長を 24 歳で任されている、いのゆいさん(@inomata_homeya)にお話伺いました。

        • はじめに
        • LogTube 編集長 いのゆいさんのインタビュー
          • 現在の活動
            • 現在の活動
            • 具体的な仕事内容
          • 経歴
            • 編集長になるまでの職歴
            • この仕事やりたいと思ったら、すぐ次の仕事に向けて動き出すんですか?
            • (新しい業種に行くことについて)心配になったりとかしないですか?
            • 新しい仕事につく時に、いのゆいさん流の勉強の仕方とかありますか?例えば、先輩に聞くのか?本を読むのか?あるいは、WEB の記事を読むとか?
            • 案外聞くと教えてもらえるものですか?
          • 作品、仕事へのこだわり
            • 仕事でのこだわり
            • そもそもの目的からぶらさない?
            • 方法に固執しないんですね。
            • いい記事を作るためのこだわりは?
          • 影響を受けた作品
          • 尊敬している人
            • 自分のルーツになっている人とか、尊敬してる人。目標にしてる人はいますか?
            • 社長の周りにはどうしてそういういい人たちが集まってると思いますか
          • 今後の活動
            • 今後の活動とか教えてください
            • youtuber の素顔に迫れるというか、より距離感近くなれるようなメディアになっていくんですね
            • 個人的にはなんかありますか?
        • まとめ

        LogTube 編集長 いのゆいさんのインタビュー #

        現在の活動 #

        現在の活動 #

        ユーチューバーの情報を扱ったニュースメディアの LogTube というものを運営してます。
        LogTube は動画クリエイターの最新ニュースを毎日配信してます。
        エンタメニュースだったり、音楽、美容、ファッション、グルメなどの情報からゴシップ、あとは人気クリエイターへのインタビューまで幅広く情報を発信しています。
        私は、このメディアを YouTube の番組表みたいに、YouTube ユーザーが動画を探す新しい方法として提案するために毎日精進してます。

        具体的な仕事内容 #

        具体的な仕事としては、Web メディアの編集長としてユーチューバー情報のニュースをライターさんに書いてもらう指示をしたりだとか、あとは記事の内容だけではなくてメディアの方針自体を決めたりとか。あとはデザインだったりメディアのすべてのことを管理、ディレクションするようなお仕事です。

        経歴 #

        編集長になるまでの職歴 #

        学生時代からやりたいことがあって、メディア関係にすごい興味があって、その関連で一番最初にアルバイトを始めたのが、友達の知り合いの紹介で入ったキー局のバラエティ番組の制作・企画をしている会社で。そこでアルバイトをさせてもらうというのが始まりでした。

        アルバイトをしていたら、そこで知り合った放送作家の方に誘ってもらって映画の制作会社で働くことになりました。そこからは業務委託みたいな感じでプロとしてお仕事させてもらえるようになって、で、それをやってたんですけど他のこともしたいなとか。
        もともと興味があった紙媒体の方もやってみたいなと思って、今度は自分でいろいろ探して新聞社の方に応募して、新聞社で働きました。

        最初はそのスポーツ新聞だったので、文化部っていうところがあって
        競馬だったりだとか、釣りとか囲碁とか将棋とかそういうのを扱った部署にいたんですけど
        なんかある程度の期間やってみて、興味がその分野に対して持てなくなってしまって
        そこの部長に相談したら『じゃあネット部門とかいいんじゃないか』って言ってくれて。

        確かに映画の制作会社にいた時に、芸能人の情報とかすごい調べるのが仕事だったので、詳しくなっていたので。
        そのことを活かせるのがネット部門だったみたいなので、『じゃあ、そっちを挑戦してみます』ということでネット部門に移りました。

        で、そのあとは普通の仕事もしたいということで化粧品メーカーに一回入って営業したんですけど、それが本当に続かなくって、そんな時に今の社長と出会って。

        もともと、ネットニュースで芸能のニュースを書いてたっていう話をしたら、LogTube の仕事合うんじゃないかということで誘っていただいて、編集長という職を任せていただけるようになりました

        この仕事やりたいと思ったら、すぐ次の仕事に向けて動き出すんですか? #

        そうですね。なんかある程度、例えば一年くらいやって『こういう仕事なんだな』ってわかった時にというか、これ以上学ぶものがないな。とか思うと、別のことをして、新しい知識を得たいなと思っちゃいます。

        (新しい業種に行くことについて)心配になったりとかしないですか? #

        心配とかはあんまり考えたことなかったですね。
        どっちかというと、今その仕事に飽きていることの方がすごい自分にとって大問題というか。なので、新しい仕事をすることによって、また自分が成長できる方が不安が消えたりする感じですね。

        新しい仕事につく時に、いのゆいさん流の勉強の仕方とかありますか?例えば、先輩に聞くのか?本を読むのか?あるいは、WEB の記事を読むとか? #

        前は結構本とか読んだりとかしてたんですけど、今の社長と出会って一番いいなと思ったのが、”やっぱり詳しい人に聞く”のが最速の近道で。
        詳しい人に素直に『お願いします!』って聞いて、教えてもらって、それを自分でやって、わかんなかったらまた聞いて。っていうのを繰り返す。感じですね。

        案外聞くと教えてもらえるものですか? #

        そうですね!なんか、なんだろう。
        ちゃんとしてる人。そこで変に儲けようとしてる人じゃなくて、ちゃんとしてる人って本当に親切な人が多くて、世の中を良くしたいから、若者に何かそういうことを教えることによって、なんかよりみんなに役に立つものが生まれるんじゃないか。っていう人が多くて。意外とちゃんとした人こそ教えてくれる気がします。

        作品、仕事へのこだわり #

        仕事でのこだわり #

        すごい大事にしてることがあって、それが今というか昔からずっとそうなんですけど 。
        私は将来的に人の役に立つようなモノ。サービスなのか、モノなのかわからないですけど、何かを作って、いろんな人の生活を便利にしたい。っていう夢があって。

        その目的っていうのに対して、仕事を今している状態なんですけど、
        それは昔から変わっていなくて、メディアっていう影響力のある仕事をしたかったのはより多くの人の便利になるようなことができるんじゃないかなと思って、そういう仕事を選んできてます。

        今の仕事に携わることにしたきっかけとしては、社長と話していて、
        私がネットニュースの芸能の仕事で働いていたっていうのもあるんですけど
        もう一つ、社長も同じ夢があったっていうことで、一緒にやろうってことになったんですね。

        そういう経緯があるので、サービスも運営していく上で。
        LogTube っていうメディアをビジネスとして回していくためにお金を稼ぐことも必須になるけど、そこは結構あとでいいというか。

        まず第一に”なんでメディアを作ったのか”っていう目的。それを一番大事に運営していきたいなって思っていて。

        そもそもの目的からぶらさない? #

        そうですそうです。
        その目的がちゃんと自分の夢とあっているかっていうところはすごい大事にしてます。

        だから、仮にそのメディアを運営していくには広告が必要で。
        マネタイズすることが必要ってなっても、『じゃあ、LogTube じゃなくて他のやり方があるんじゃないの?夢を叶えるには。別のやり方でお金も稼げて、ビジネスとしても回って、目的も果たせるものがあるんじゃないの?』ってなったらそっちをやると思います。

        方法に固執しないんですね。 #

        そうですね!自分たちがやりたいことを最優先にして考えていきたいなって思っています。
        そこが大事ですね。

        いい記事を作るためのこだわりは? #

        youtuber のファンの方って結構熱狂的な方が多くて、そういうファンの方の気持ちになって、すごい共感できるような記事をたくさん作るようにしています。

        私が書いてるわけじゃなくて”こういう記事を書いてください。”ってライターさんと相談しながらではあるんですけど。

        例えば、誰々が炎上したとしても、その炎上したっていう事実を書くだけじゃなくて、ファンの反応だったりだとか。あとは、こういう反論意見もあってみたいな。
        ファンの人に寄り添うような内容にするっていうのは気をつけてますね。正解はわからないですけどね。

        影響を受けた作品 #

        ベタすぎてちょっと恥ずかしいんですけど、
        佐藤可士和さんの”クリエイティブシンキング”っていう本です。

        佐藤可士和のクリエイティブシンキング
        posted with ヨメレバ
        佐藤可士和 日経BPM(日本経済新聞出版本部) 2016年05月07日頃
        楽天ブックスで購入
        Amazonで購入
        Kindleで購入

        前職で化粧品メーカーにいた時にすごいよくしてくれた上司の方が教えてくれた本なんですけど。
        まるさんも知ってると思うんですけど、モノのあり方とかを作っちゃうようなすごいひとで。
        アートディレクターってよりは、色んなものを作り出しちゃうような人なんですけど。

        佐藤可士和さんがいうには、アートディレクターっていう仕事と、お医者さんっていう仕事は同じで。お医者さんって、患者さんの問題、病気とかに対して、薬だったり治療法っていう改善策を与えるんですけど。アートディレクターはお客さん、クライアントの要望、問題に対してデザインだったりの改善策を与える。だから、そういう意味で同じだって言っていて。

        それって、他の仕事でも全部同じだなって思ったんですよ。
        そういう冷静な考え方っていうか。論理的にこういう問題があるから、こういう改善策をした方がいいよねみたいな。冷静な考え方ができるようになったのが、佐藤可士和さんの本を読んでからなのですごい影響を受けています。

        それまでも、それを意識せずにやってこれたから仕事辞めたり、新しいこと出来たりしてたと思うんですけど。今の自分の飽きたっていう課題に対して、どういう改善策があるかっていうことを考えたら、辞めて新しいことをすることだ。っていう風に出来てきたってことだと思うんですけど。

        その考え方を知ったことによって、自分のこういう生き方はこれなんだ!(自分の課題に対して、改善策を提示してる。)っていうのもわかったし。すごい頭の中がスッキリするっていうか。

        なんか今までは周りから結構『何も考えてないよね。』とか『楽観的』とか『仕事続かないよね』みたいな言われかたをしてて。
        自分でも『いいのかな?』って不安になってたんですけどその本を読んでからは、ああわたしはこういう考え方なんだ。って納得できるようになりました。

        尊敬している人 #

        自分のルーツになっている人とか、尊敬してる人。目標にしてる人はいますか? #

        まずわたしが今一番尊敬しているのが今雇ってくれている社長で。
        今の社長と出会ってから、一緒にメディアの作り方だったりを人に聞きに行くようになって、それで社長の口癖が『人に聞くのが一番早い』っていうもので。

        社長には、彼に似たような方が周りにいて、すごい大きいメディア。月間何億 PV みたいなメディアを運営している会社の取締役をしている方だったりがいて。
        そういう方にその何億 PV の方法を聞きに行ったりだとかするんですけど。

        聞きに行った先の人たちもみんないいひとで。
        例えば、SEO とかを教えることを職業にして、月に 10 万とか何十万とか稼いでいる人たちもいるわけじゃないですか?

        そんな中で、月間何億 PV のメディアの幹部の方が教えてくださる情報の価値って、何十万円、何百万円払ってもいいものだと思うんです。
        それでも、普通にただで教えてくれて、しかもお茶まで出して。電源も貸してくれて、雑談もしてくれるんですよ。

        そのメディアの人以外にも、アプリの会社のすごい人とかが「こういう風にした方がいいよ」ってサービスの相談にのってくれたり。

        本当に活躍してる人たちって、お金のことよりも世の中を良くするってことを考えていて、そういうところは尊敬しますね。

        社長の周りにはどうしてそういういい人たちが集まってると思いますか #

        やっぱり、社長がすごいっていうのと。
        人としてもすごい正直なんですよ。本当にアーティストだったり、まだ日の目を見ていないような音楽をやってる人だったり、動画クリエイターの方だったり。
        そういう人たちに活躍してもらいたいっていう純粋な気持ちで仕事してて。その純粋な気持ちを相手の人たちもわかってくれてるから応援してくれてるし、そういう同じような人たちが集まるんだなって思います。

        今後の活動 #

        今後の活動とか教えてください #

        今後は、今までちょっと時間が取られるからって避けてきたんですけど
        インタビューとかも増やしていこうってことになっていて。
        最近だと、大物 youtuber の方のライブレポート出したりだとか、今度は事務所の大きなイベントのライブレポートを出したりだとか。
        あとは、個人のインタビューを出していくので、そういうのに興味があればぜひ見てください。

        youtuber の素顔に迫れるというか、より距離感近くなれるようなメディアになっていくんですね #

        そうですね。今まで興味なかった人もそれを読んだら、もしかしたら動画面白いかもって見てもらえるかもしれないですし、そういう形の取り組みになれたら嬉しいですね。

        個人的にはなんかありますか? #

        個人的には今なんにも動けてないんですけど、いつか一人で何かしたい。くらいですね笑

        まとめ #

        ・今の環境が自分にとってどうなのか思考停止せずに考えたり
        ・自分のやりたいことを出来るように行動できることとか
        ・わからないことをちゃんと聞くことができる素直さとか